“UP” を使った句動詞10選【英会話頻出】
覚える前に一言!
よくネイティブが使う “UP” を使った句動詞10個を厳選しました。
日常英会話の約80%が句動詞で成り立っています。
大学等で学習する難しい単語は日常会話ではほとんど出てきません。
約40~50の句動詞を覚えればなんとなく成り立ちがわかってくるのであまり難しく考えなくて大丈夫です。
まずは覚えて使って練習です!
句動詞を覚えるうえで重要なこと
1つずつ地道に覚えるのではなく
「動詞のイメージ」と「前置詞のイメージ」で意味を理解し、感覚で覚えていく。
この感覚さえ習得できれば句動詞の意味をわざわざ1つずつ覚えなくとも自分で作り出せるようになります。
"UP"は
上向き矢印↑(上がる、増える、現れる) のイメージです
句動詞一覧
1. stay up
☆ ”stay” のイメージ:とどまる
意味:「夜更かしする」
Example
Don’t stay up late?
(夜更かししちゃダメよ。)
2. hang up
☆ ”hang” のイメージ:ぶらぶらつるす
意味:「電話を切る」
Example
Sorry, I have to hang up now.
(ごめん、電話切らなあかんわ。)
3. show up
☆ ”show” のイメージ:見せる
意味:「現れる」
Example
He rarely shows up on time.
(彼は滅多に時間通りに来ない。)
4. line up= queue up
☆ ”line” のイメージ:線
意味:「並ぶ」
Example
We need to line up to get a ticket.
(チケットを手に入れるために並ぶ必要がある。)
“line up” はアメリカ英語
“queue up” イギリス英語
5. take up
☆ ”take” のイメージ:手にとる
意味①:「何か新しいことを始める」
Example
I took up smoking when I was at school.
(在学中にタバコを吸い始めた。)
意味②:「(時間や場所を)とる」
Example
These files take up a lot of disk space.
(これらのファイルはたくさんの容量を使う。)
6. catch up
☆ ”catch” のイメージ:動いているものを掴む
意味①:「追いつく」
Example
Go ahead. I’ll catch up with you later.
(先行って。後で追いつくわ。)
意味②:「(時間がなくて出来なかったものを)する」
Example
I have some work to catch up on.
(やらなあかん仕事が何個かある。)
7. bring up
☆ ”bring” のイメージ:「COME + モノ」
意味①:「育てる」
Example
He had old-fashioned ideas on how to bring up children.
(彼は子供の育て方について古い考えを持っている。)
意味②:「話を持ち出す」
Example
I hate to bring this up but your payment is 1 week overdue.
(申し上げにくいのですが、支払期限が1週間遅れています。)
8. give up
☆ ”give” のイメージ:与える
意味:「諦める」
Example
Never give up!
(あきらめるな!)
9. mess up
☆ ”mess” のイメージ:乱雑な状態
意味①:「やらかす、しくじる」
Example
I messed up. I forgot my wallet.
(やらかした。財布忘れた。)
意味②:「散らかす、汚くする」
Example
Who messed up the kitchen?
(キッチン散らかしたの誰?)
意味③:「ベロベロに酔う」
Example
I’m kind of messed up at the moment.
(ベロベロに酔っちゃった。)
10. make up
☆ ”make” のイメージ:作りあげる
意味:「仲直りする」
Example
They had a big fight but they made up in the end.
(彼らは大喧嘩してたが結局仲直りした。)
10-1. make up (one's) mind
意味:「決める」
Example
I can’t make up my mind.
(決められないよー。)
“I can’t decide.” の代わりに使えます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
“up” 自体には「上向き矢印↑(上がる、増える、現れる)」という意味があり基本的にはそのイメージ通りに使えますが、そこから様々な意味に派生していきます。
今回は一般的な使い方と例外的な使い方、中でもよくネイティブが使う表現を紹介しました。
Daichi
・滋賀県出身 (28歳)
・バイリンガル英語講師(TESOL,TEC認定)
・カナダ,オーストラリアに滞在中、英語の学び方について研究
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